手術に踏み込むか、手術以外の道を探すか?頚椎ヘルニア編

頚椎ヘルニアの手術をするかしないか悩んでいる方が世の中にはかなり多いと思います。

脊髄を圧迫した症状が出た場合には必須ですが、神経の出口(神経根)を圧迫している場合には判断に迷います。

特に手術するまでに発展しやすい頚椎ヘルニアの男女の病気の率は、男性の方が女性よりも2倍多く男性の方が手術をするかどうか悩む病気かと思います。

痛みが強い、痺れが強い場合の頚部の神経の圧迫の場所は、ヘルニアは第4/5頚椎の間、第5/6頚椎の間で起こりや すく、第5、第6頚神軽が障害されます。

椎間板が壊れることで首や肩の痛み・こりが生じることに加え、飛び出した髄核が、脊髄や神経根を圧迫するために症状が出ます。

目次

手術ですること

しびれや痛み、筋力低下が首~肩甲骨~二の腕~前腕~指にあり、それが眠れないほど、または日常生活に著しく支障が出て薬や神経根ブロック、運動療法や物理療法でなんともならない場合に最終手段として実施されることが多いかと思います。

手術は、頚部の前方もしくは後方から圧迫されている神経の周りの骨や椎間板を削って、神経が首で圧迫されないようにスペースを確保する手術が多いです。

もし手術を予定していて不安な方はどのような手術をするのか是非担当医の先生にもう一度、ご自分が納得されるまで話を聞いてみることをオススメします。

手術によるデメリット・メリット

メリットとしては、物理的に圧迫があった場合には劇的に症状が回復します。
様々な治療して効果が得られなかった場合にはやはり必要ば場合もあります。

デメリットとしては、症状が変わらない場合も中にはあります。
その場合は下の手術前の検討してほしいことをお読みすることをオススメします。

手術する前に検討してほしいこと

① 症状が出始めの場合は病院を探しましょう。
まず発症から3ヶ月以内は保存療法で8590%が痛みや痺れが消失します。
痛くなってから3ヶ月以内の方は、薬の処方+リハビリを行ってもらえる所に通いましょう。
友人や家族など知り合いの方にどこかいい病院はないかと聞いて、症状が治った噂のある場所に通ってください。
医療従事者の知り合いがいればその方に聞くのがベストかと思います。

②症状が長引いている場合は経験豊富な理学療法士/柔道整復師/鍼灸師の素で治療されることをオススメします。
症状の原因といっても様々です。
その症状の原因を探り、治療方法を明確に提案してくれる方の元で治療を受けてください。

Physio fitではどのような方針で治療(施術/コンディショニング)していくのか?

① 腕や手に症状が出ている神経を特定します。
頸椎ヘルニアでも症状が出ない人と症状が出る人がいます。
私はその違いを神経の弾性(柔らかさ)の違いと捉えています。
神経に硬さが出ていると容易に痛みが出やすく、柔らかいと痛みが出にくいと考えています。

神経症状が出ている神経はおおよそ3つに分かれるので、症状が出ている神経を特定し神経の走行上で神経に硬さを出している組織を特定します。
神経に限らずどの組織もそうですが、硬いと痛みや痺れが出やすく柔らかいと出にくいです。
まずはその組織の硬さをとっていきます。

② 神経の圧迫が出にくい姿勢や動きを作ります。

自分では知らず知らずのうちに重心が傾き、筋力の差が左右・前後・または水平面状でアンバランスになります。

①の施術で神経が柔らかくなってきたら、重心の傾きや筋力差を改善していき、正常な姿勢を目指していきます。
姿勢は必ず変わっていきますので、神経さえ柔らかくなっていればどんどん症状がおさまっていきます。

是非症状が長引いている場合は一度ご相談ください。

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