自分に必要なことを続けることできていますか?〜人生の満足度〜

こんにちは。

ジメジメした天気で中々活動的になれませんね。

最近は事務仕事もかなり増えてきており

パソコンとの睨めっこの時間も増えてきて

私自身もコンディショニングを崩さないように

食事や運動や寝る時間などに非常に気を使っています。

コンディショニングという仕事は

体育会系的に体力仕事と思われがちですが、

考え方をまとめたり

戦略を練り直したり

新しい知識を習得したり

事前準備が非常に重要ですし、

実際に接ししている時間以上に時間が使います。

だから、集中力もとても必要です。

動きの状態や手の感覚そして表情、そして口頭で頂いた情報を評価・分析しながら

今までの経緯と照らし合わせて最適な道順を常に探し続けます。

集中力が欠けると

動作を見抜く目や

表情から感情を読み取る目

身体の変化と治療スケジュールを照らし合わせる思考

が鈍くなってしまいます。

色々と試してみましたが、

私は一番空腹の時が集中力が増すようなので

火曜日は固形物の摂取を完全にやめています。

またその他の曜日でも休憩があまりない時は

なるべく固形物をお腹に入れないように

心がけています。そのほうが感覚が研ぎ澄まされます。

さて、前置きが長くなりましたが

「自分に必要なことを続けること」の重要性について今日はブログでお話しできればと思います。

皆さん、自分の必要なことはどんなことですか?

と聞かれたらどうですか?答えを持っていますでしょうか?

持っている人は私は素晴らしいと思います。

持っていない人も安心してください。

ぜひ、ブログを読みながら頭の中で思い浮かべて掘り起こし貰えばと思います。

目次

人生の幸福度、そして価値観

人生は山あり谷ありの連続です。

しかし、ある人はとても「悲しい」と感じる出来事だとしても、

同じ出来事の感じ方が「楽しい」と感じる人もいます。

人生の満足度や幸福度は人それぞれの「価値観」によって大きく左右されます。

同じ事象も価値観が異なれば受け取る感情もそれぞれです。

現代社会は、色々な集団の価値観に知らぬ間に支配されています。

・日本人の価値観

・自分の育った家庭の価値観、親の価値観

・県民の価値観

・小・中・高・大・専門学校の先輩や恩師の価値観

・所属しているサークルや集団の価値観

・会社の価値観

など

なんとなく誰に言われたでもなく五感から感じた感情により

無意識に価値観を身につけ無意識に価値観で物事の良い悪いを判断しています。

でもその選択が時にはご自身の人生を大きく損なっていることを

多くの方は気づかないで過ごします。最近になってそのことの人生の損失をものすごく感じます。

横暴になったり、人に危害を加えたりや迷惑をかける価値観は

断固否定しますが、ご自身の人生をネガティブに生きる価値観の選択

私自身、そして自分の家族やお客様や大切な仲間にはしてほしくないなと思います。

だから、無意識下にあるご自身の価値観を定期的に意識下に持ってきて

人生や生活や行動の整理を行うことをお勧めします。

そのためには無意識下のご自身の価値観と向きあう時間が私は大切かと思います。

自分の価値観に早く気づいた方がご自身の幸せをより増大させます。

ライフラインチャート

ライフラインチャートとは自分がこれまで生きてきた道筋を、自分が感じた「幸福感」の高低によって1本の線で表現したものです。 表の横軸は時間軸、縦軸は幸福感(良い、悪い感情の流れ)を表します。 このライフラインチャートをつくることで現在の自分を形成する価値観や物事の考え方を理解することができます。

私も尊敬する方の元でライフラインチャートを初めて行いましたが、

実施しながら色んな感情や色んな思いが思い出されてきました。意外と鮮明に感情も覚えているものです。

別件ですが、私が普段治療で扱っているfascia(筋膜)もこの感情の記憶装置なのではないかと思う時があります。原因となるfascia(筋膜)に触り痛みを引き起こすと、ほぼ誰もが痛みとともに色んな感情や記憶が蘇ります。

※こちらは私のライフラインチャートです。

※公開したものの、実はじっくり読まれるのは恥ずかしいですね😅

満足度の高い出来事はあなたが「楽しい、嬉しい、自分らしい幸せな選択」をした時です。

「あの時はよかった」という感覚ですね。

満足度の低い出来事はあなたが「悲しい、怒り、嫌だ、不快、自分らしくない不幸せな選択」をした時です。

「暗黒時代、どん底」という感覚ですね。

私の例は仕事ですが、これをプライベート、家庭、趣味などを含めて

感情と共にこれまでの出来事を振り返っていただければと思います。

“どんなことに満足度が高くて、どんなことに満足度が低いと感じるのか?”

ライフラインチャートを作るとあなたの無意識の価値観が意識下に現れてきます。

時間を作ってぜひ紙とペンと半日を使ってご自身を振り返ってみることをお勧めします。

ライフラインチャートの書き方
  1. 過去の印象的な出来事を時系列で振り返りましょう。その出来事を起こった年齢を書き込んでください。またその時に感じたことも書きましょう。
  2. 出来事の満足度を思い出し、点を打ちましょう。
  3. その点を結んでみてください。

是非やってみてくださいね。

自分に必要なこととは?

ご自身の過去を振り返ってみると色んな感情が出てきましたね。

時には思い出すのも苦しいこともいくつかあったかと思います。

良い人生を送るために自分に必要なこととは

満足度の高い行動・思考を選択し続けること

満足度の低い行動・思考の選択をしないことを続けること

かと思います。

満足度の高い行動・思考を選択し続けることとは?

自分を例に置くと

私の満足度の高い価値観、行動は

・家族が笑顔であること

・家族が楽しいこと

・私自身が定期的に身体を動かしていること

・身体を通じて挑戦し続けていること

・学び続けていること

・自分が成長していると感じられること

・大切なクライアントさんが笑顔であること

・大切なクライアントさんが楽しんでいるであること

などです。

皆さんの満足度の高い価値観、行動はどんなことでしたでしょうか?

色んな価値観が存在すると思いますが、私であれば以上にあげたことが選択できない期間は非常に満足度が低くなります。これはどれか一つだけではダメで、全てがバランスよく選択できていないと満足度は高く維持されません。満足度が低い時は自律神経も乱れますので、体調も非常に崩れやすくなります。

満足度の高い価値観や、行動を維持し続けるためには、

時には短期的に苦しい選択を忍耐しなければいけない時期もあるかもしれません。

短期的に苦しい選択とは、例えば、

・疲れているけどストレッチを毎回するとか

・仕事で色々あってしんどいけど家族を笑顔にするために奥さんの手伝いをするとか

・仕事が忙しいけど家族に楽しいと感じてもらうために前々から家族の予定を立てるとか

・色々と他ごとで考える時間が取れないけど、ただ運動するだけでなくて、目的や目標を振り返るとか

・形にすることは苦手だけど学んだことを形にするとか

・記録するのは苦手だけどクライアントさんの毎回の治療とかトレーニングを細かく記録するとか

・疲れていてしんどいけど仕事の振り返り、日報、週報、月報を書くとか

・書き方がわからないし慣れてないけど生活日誌、家計簿をつけるとか

・家でゆっくりしたいけど満足してもらうように準備に時間をかけるとか

などなど

この短期的に「苦しい」選択とは人によってはどうってことなく「普通じゃん!」

と感じることも、やっていない人にとっては「うわ、大変」って感じることですよね。

そうやる前に一つ言い訳の感情が入りますね。

高い満足度を得るためには思考も行動の普通も

向上させないといけません。

満足度のステージを上げるごとに必要となる行動や思考の前に言い訳が生じます。

これは満足度の高い価値観を維持するためにウォーミングアップみたいなものです。

トレーニングもウォーミングアップなしにレベルの高いことをしたら

怪我をするか変な動きが入って思うようにいかないですよね。

でもそんな嫌々、そしてぎこちなくやっていたトレーニングやウォーミングアップも

続けるうちに普通になります。慣れがきます。

運動も日々の生活も一緒です。

満足度の高い価値観を選択し続けるためには、

・意識的に満足度の高い行動・思考を選択すること

・満足度の高い行動・思考を選択するために常に行動・思考のウォーミングアップをすること

これが日々必要です。

満足度の低い行動・思考を選択しないこと続けることとは?

また私自身を例に置き恐縮ですが、

・体が鈍って運動能力が落ちていくこと

・やることが多過ぎて、定期的に何も手につかないことがあること

・家族と不仲であること

・成長できないと感じること

・学ぶ時間が取れていないこと

・挑戦していないこと

・仕事で結果を出せないこと

などです。

皆さんの満足度の低い価値観、行動はどんなことでしたでしょうか?

以上にあげた行動や思考が続くと私は非常に体も心も不調になります。

ダメな時というのは色々と続きますよね。

ダメな時はダメな行動を選択をし、悪循環に落ち入ります。

ついでにダメな行動を選択をしていると身体もどんどん不調になり、

自律神経も最悪に乱れていきます。怪我、病気、人間関係のこじれ全部降りかかってきます。

満足度は常に低いので、自己肯定感はどんどん低くなり心が疲労し、

疲れやすく、落ちやすくなっていきます。時には鬱やパニック障害にもなる人もいるかもしれません。

満足度の低い価値観を選択し続けるということは

短期的な「楽さ」を我慢する忍耐が必要です。

・身体が疲れているからストレッチはやめておこう

・色々とやることがあるから、日誌は明日にしよう

・自分が嫌だから、嫁や子供のことや自分の親のことは二の次

・めんどくさいから部屋の掃除は明日にしよう

・色々とやることがあるから、勉強時間はまた今度にしよう

・色々とやることがあるけど、何か挑戦はまた別の機会にしよう

・仕事があるから、家庭のことは嫁に任せよう

・この仕事は苦手だから、また今度にしよう

などなど

この短期的に「楽」選択をしているとその時は良くてもどんどんどんどんボディブローのように悪循環が起こってきます。だから、以下のように満足度の低い価値観の選択はやめていきます。

・身体が疲れているけどストレッチをしよう

・色々とやることがあるけど、今の状況を整理する時間を取ろう、日誌をつけよう

・自分の感情を優先せず、家族の満足度を優先しよう

・色々とやることがあるけど、勉強する時間を取ろう

・色々とやることがあるけど、何か挑戦しよう

・仕事があるけど、家庭のことも手伝おう

・自分の仕事の苦手と向き合おう

コツコツコツコツです。地道です。地味です。でも、ウサギとカメのカメのように確実に一歩一歩より楽しく、より嬉しく、より幸せに近づいています。

満足度の低い価値観を選択し続けないためには

・意識的に満足度の低い行動・思考を選択しないこと

・満足度の低い行動・思考を選択しないために常に満足度の低い行動・思考を否定する行動と思考

が必要です。

食で例えるとコンビニでレジ横の唐揚げを買う行動と、買わない行動ですね。

常に唐揚げを買う行動を「加工食品だし、体に悪いし、良い油使っていないし、食べつつもりでなかったから買わない」と否定する思考と行動が必要になります。

経済産業省の調査では、一人の日本人が月にコンビニ行く回数は約9回ですから、年間で108回コンビニ行くことになります。ローソンのからあげクンは220kcalですから、毎回からあげクンを購入していたら220kcal×108回=23760kcal余分に摂取していることになります。体重で換算すると約6.8kg分摂取していますね。

まさに毎日の行動の選択が気づけば酷いことになっている例です。

自分に必要なことを続けること

満足度の高い行動・思考を選択し続けること

満足度の低い行動・思考の選択をしないことを続けること

これはあなたにとって必要なことです。

もし、何かを続けたい、何かを改善したい、何かをやめたいと考えているのなら

まずはあなた自身を振り返ってみてあなたの価値観を並べてみることをお勧めします。

大切なことが見えてきます。

大切でないことも見えてきます。

あなたの選択にはあなたの現在そして未来の幸せがかかっています。

あなたにとっていい選択をすることを願っています。

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