Physio fitの大野です。
人それぞれ身長や体重や性格が違うように、身体の動きの得意なタイプも個々人で違います。
その中でも私が重視しているのが、身体の腹筋(前面)と背筋(後面)の使いやすさの個性です。
3つの分類
おもに3つに分類されます。
- 腹筋(前面)=”腹筋系”が得意な身体
- 背筋(後面)=”背筋系”が得意な身体
- アスリート型=腹筋系も背筋系も得意な身体
腹筋系が得意な人の動きは主にバランス、柔軟性に優れます。
背筋系が得意な人の動きは主に瞬発力とパワーに優れます。
アスリート型はその両方が優れます。
腹筋系と背筋系の分類は利き手、利き足と一緒
この個性は、おそらく親の遺伝や育ってきた生活環境、成人するまでに行ってきたスポーツにより形作られています。
例えば、利き手と非利き手が右と左だとして、大人になってからいくら左で文字を書くことを練習しても右を使って書くことよりはスムーズになりづらい。
そんな身体の感覚と一緒で腹筋系な得意な人は、いくら背筋系を鍛えていっても腹筋系の動きよりは身体の動きがスムーズになりづらい。
そんな身体の個性が身体には存在しています。
この考え方はまだまだ知られていない
ただ、この個性は私もここ2年くらいで知識として知って、自分の身体で実感を得たのも最近です。
※これを教えてくれた尊敬すべき偉大な師匠がいます。
私には到底思いつかなかった笑。
まずは自分が腹筋系なのか背筋系なのかを知り、自分の本来の得意な系統で自分のパフォーマンスが出せているのか、どうかが身体を鍛えるのにも、治して行くことにも非常に大切なことになります。
“腹筋系と背筋系”とランニング
Physio fitにいらっしゃるクライアントさんはランナーさんとトライアスリートの方が多いのでランニングパフォーマンスの方が多くいます。
- 着地
- 床からの反発
- 腕振り
- 体幹の上下動
- 骨盤の回旋
などさらっと動きを分類しても見るべきポイントはたくさんあります。
腹筋系の方は
- 着地動作が安定
- 腕振りは前方アクセント
- 体幹の上下動が少ない
- 骨盤の回旋は少ない
背筋系の方は
- 反発動作が得意
- 腕振りは後方アクセント
- 体幹の上下動が大きい
- 骨盤の回旋が大きい
などの特徴があります。
“腹筋系と背筋系”自分の型を知って治療やパフォーマンスアップに取り組みましょう
この自分の腹筋系・背筋系を理解して、スポーツパフォーマンスも日常動作も姿勢が得意なタイプを生かして動けているかをPhysio fitでは重視して治療やパフォーマンスアップを行なっています。
随時、予約を受け付けていますので、治療やパフォーマンスアップに悩んだら一度是非、私に身体を預けてください。