重心と姿勢

私の治療では、日常の重心の取り方を変えることを重要ししています。

なぜ、重心の取り方が重要なのかということについて

伝えていきたいと思います。

目次

1.重心と姿勢

2.重心と動き

3.良い重心とは


1.重心と姿勢


重心とは、身体の中心部分のことを指します。

人間の重心は骨盤内の仙骨にあると言われています。

わかりにくいの臍の10cm下程度という方が伝わりやすいかと思います。

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この重心の位置によって、身体は様々な反応をしています。

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また上の写真のように物を持ったりすると重心の位置が変わってしまいます。

身体は非常に有能なので、日常の中で経過時間の長い重心もしくは負過量の一番大きい重心に対して適応するようになります。

なので仕事で重いものを持つ人は、重いものを持つのに適した重心になり、

座ることが長い人は、長い時間座るのに適した重心になります。

重心が変わるということは、重心の位置が変わります。

a. 高い低い

b. 前方-後方

c. 左右

d.   水平回旋

などスポーツや仕事や日常によって様々な位置に変わります。

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妊娠や痛みや怪我や病気によっても重心が変わります。

重心は”適応”するので、適応したら姿勢も変わります。

重心の位置と姿勢は切ってもきれない関係です。

重心の位置が

右に寄ったり、

後ろに寄ったり

低くなったり

と”かたよって”適応してしまうので、それに適応して”かたよった”姿勢になります。

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2.重心と動き


日常生活やスポーツにおいて、身体の重心は常に移動を繰り返しいます。

椅子からキッチンへ

駅のホームから地上へ

パソコン作業からコピー機へ

跳んだり

走ったり

投げたり

蹴ったり

色んな動作に色んな重心移動が存在します。

例えば、

・以前より立つのがしんどくなったという場合は座るのに身体が適応してしまい、立つの最適な重心が取れなくなっています。

・右膝を怪我してから、走るのが遅くなったという場合は右膝の怪我をかばう重心に身体が適応してしまい、走るための重心が取れなくなっています。

治療をしたからといって、重心が治療されるかといったらそうではない場合が多々あります。

● 怪我の治療

● 重心の治療・トレーニング

● 重心移動の治療・トレーニング

という概念が非常に必要になってくるのです。

・怪我を治そうとしても重心が治っていないから、また怪我を引き起こしてしまう

・怪我が治っていても重心が治ってなければ、また怪我をかばってしまいまたどこか痛めてしまう。

・重心が治っていても、怪我が治っていないから重心が崩れてた時にまた痛くなる

・重心移動ができていないから、また重心が前後左右に崩れてくる

このようなことが多々起こります。


3.良い重心とは


では良い重心とは何かということです。

日常やスポーツは移動の連続です。

・よく使う姿勢や動きに重心が適応できているのか?

・スポーツの動きに重心が適応できているのか?

・咄嗟の動きに重心が適応できる能力があるのか?

・求める動きの速さや負過量に重心が適応できるのか?

ということがとても重要なのです。

例を言うと

日常では臍の10cm下が一番安定していると座った状態から咄嗟に立った時に立位の重心に適応できます。

走っている時に左右の重心に適応できていると、片方の足が疲れると言うことがなくなりなります。

ものを後ろから前に投げている時に前後方法に重心が適応していると、腰を痛めると言うことがなくなります。

つまり、

『今のあなたの生活やスポーツの中で重心の偏りがないこと、前後左右高い低いといった身体の移動に苦手がない状態が良い重心と言うこと』になります。

臍の下10cmを前に移動すれば前重心、後ろに移動すれば後重心、左動かせば左重心、右に動かせば右重心、上に引き上げれば重心が高くなり、猫背になれば下に下がります。

動かしづらかったり、グラグラしたり、しんどい方向は重心移動が苦手です。

その苦手な重心移動を克服することが良い重心に近づける第一歩となります。

このブログを見てクネクネ身体を動かしたり、自分の姿勢を鏡で見てもらえたら嬉しいです。