
Phsyiofitの大野です。
施術の前に必ず検査をします。
毎回、検査をして施術する場所と筋トレする場所に目星をつけてから始めます。
その中で”片足立ち”の検査をよくします。
この片足立ちから色んなことが予測できます。
やり方は、簡単です。
10秒ぐらいやってみて、全くふらつかないのが理想です。
ですが、ぐらつくと色々と身体状態がわかります。
目次
片足立ちができない
片足立ちができないということは、「骨格-体軸」が安定していないことを表しています。
骨格-体軸が安定しているというのは、その名の通り骨が立つために効率的な位置にあるということです。
片足ができないという場合は骨が効率良い位置にないことが示唆されます。
骨が効率的な位置にない要因は様々な要因がありますが、
メインは関節のfasciaと靭帯と腱など硬さによるバランス機能の低下と筋肉の出力の低下によるものです。
- 膝のfascia・靭帯・腱の硬さ
- 足首・足ゆびのfascia・靭帯・腱の硬さ
- 股関節のfascia・靭帯・腱の硬さ
- 体幹のfascia・靭帯・腱の硬さ
- 上肢(肩甲骨、肩、肘、手首、手指)
など
またその片足立ちのぐらつき方によって、またどこの場所が大きく関わっているかも大まかに特定できます。
体幹がぐらつく
片足立ちでは、体幹を地面に付いていると反対側の腹筋で支えています。
そのため体幹がぐらついたら
・地面を付いていない方の腹筋の筋力低下
図
が考えられます。
単純に筋力が弱くなったという問題もありますが、関節周囲のfascia・靭帯・腱のこわばりが原因で筋力が出しづらいという場合も多々あります。
・お腹の筋力低下であれば弱くなっている側の上肢・体幹のfascia・靭帯・腱のこわばり
が強く出ててしまい筋力が出しづらいということになっているかもしれません。
お尻がぐらつく
片足立ちでは、お尻を地面に付いている側の殿部で支えています。
そのため体幹がぐらついたら
・地面を付いている方のお尻の筋力低下