今週も約6ヶ月にわたりコンディショニングを続けてくださった方が卒業しました。コンディショニングの回数としては9回、頑張って通ってくださいました。
卒業を提案する基準は
– 悩みが90%以上解決していて、その後のコンディショニングは本人のセルフケア、生活の見直しによるところが多い
– 身体のケアに対して非常に前向きであり、自分自身で色々と工夫しながら取り組めている
– 健康意識が高まり、その意志がとても強い
といった基準をなんとなく持っていますが、「自分で頑張れそう」
な人はその意志を尊重したいなと思っています。
自分で頑張れそうな時、また自分自身の頑張りが実を結ぼうとしている時
にしっかり背中を押して大きく充実した人生を勝ち取って欲しいなといつも思います。
私が治療したから良くなったんではなくて、その方が頑張ったから身体が良くなったと思って欲しいです。事実そうだと思いますし、そう思えるような私との関わりの方がその方の人生において大きな意味になると思っています。
人生はポジティブで、人生は素晴らしい、とそう思って欲しいですから。
今回の方も
吐き気、
頭痛、
手足の痺れ
低体温
節々の痛さ
などなど
悩まれていました。
いわゆる自律神経異常の状態です。しかし、症状は様々であり原因も様々なので個々の異常の状態、個々の身体の状態によって改善の仕方はそれぞれです。
※ 自律神経異常の過去のブログで何回か登場しています。
今では全て克服でき、運動習慣も確立できてきましたので
嬉しくてちょっぴり寂しい卒業を迎えました。
自律神経異常は内科、婦人科など病院にかかっても
中々納得する成果が得られないこともあるかと思います。
原因がそもそもの身体の機能や
生活スタイル、生活習慣が原因で
あればそこを変化させていかないと
悪循環の中にいるような感覚に落ち入ります。
内科でも婦人科でも生活習慣や運動だと言われているかと思います。
※将来は連携が取れるように地道に活動していきます!
生活スタイルや生活習慣、身体の機能を変えなきゃいけないのかなっていうのは
自律神経が乱れている方は誰に言われなくてもなんとなくそう思っているはずです。
だから皆さんの心の声は
“なんとなくそう思っていても変わるまで
時間がかかるし、効果がわからないし、
やり方わからないから始められないし、初めても続けられないー。“
だから、私は
– 分析して、きっかけを与えて、やることを明確にする。
– 必要であればスケジュールも提示する
– 独り立ちできるまで、サポートする
というのを心がけています。
自律神経の乱れの原因は
身体の中にしっかり刻まれています。
– 筋肉の出力低下による重心の崩れからくる姿勢や
– 長時間の座り仕事で固まってしまった背中の関節や内臓
– ストレスによる消化器系の異常
– お酒の飲み過ぎによる肝臓の不調
– 精神的ストレスから食べすぎて炎症した消化器系
– 子育て中に身体のケアができなかったせいで固まった腕
など病院にかかるほどじゃない、
病院に相談しても
自分でストレッチや運動を頑張れと言われ
内科にいっても食事に注意して汗かいてと言われ
“結局自分でやらないとダメなんだ“
と思ってずっと後回しにしてきた代償が
深く体に刻まれてしまい
自律神経が乱れて健康状態が高い人生を
歩めていない方がとても多くいらっしゃいます。
自律神経が乱れている人は本当に身体の色々な面で
不調を抱えています。
健康的な行動は
結局自分でやる方がいいのですが
運動する前に、食事を変える前に、
“効率の良い自分の健康の改善仕方“を学ぶ必要があります。
身体の改善においては
自分自身にとって具体的に必要なこと学ぶことが
必要だと私は思います。
散歩したり、野菜取ったり、ジムにいったりするのは
いいことですが長く続かないですよね。
効果が出ないとこれいつまでやらなくてはいけないのだろう?
本当に意味があるかな?と迷いが生じてしまいます。
だから、
迷わないように“効率の良い自分の健康の改善仕方“を学ぶ必要があります。
自分自身の取り扱い説明書と自分自身の身体を変えていくためのレシピみたいなのが必要だと思うのです。
自分の身体はこうだから、この運動が必要と
改善したい身体の状態と改善するための正しい運動が結びついていれば
やればやるだけ良くなっていく感覚が出てくるので
“しかたない効果があるから頑張るか”
“ここまで変化したからもう一息”
“仕事や趣味で目標があるからこれは頑張るぞ”
というモチベーションが生まれてきます。
やればやるだけ効果が出る運動や行動や食事は
個人の特性や健康状況によってある程度異なるので
運動の最初の一歩目は自分で言うのも何ですが
運動の専門家や身体の専門家が並走した方がいいと思っています。
※英語の勉強しようと思って本を買っても
全く頭に入らないけど、英会話スクールで実際に会話したら
3〜4回で数十ページ分の勉強ができるのと同じ感覚です。
実際に学び方/やり方を専門家にやっている人と一緒に実践すれば誰でも何でもできるのです。
もちろん運動だけでは変わらないものもあるので
それはどのくらい治療するのかと
どんな生活習慣を変えればいいのか
知る必要があります。
終わりが決まっていたり
やることが明確だったり
そもそもなんのためにやるのかが理解できていたり
どのくらい続ければどのくらいの成果がおおよそ期待できるのかが
わかっていれば頑張れる人もいると思いますので
私はそう言う人たちの力になれますし、なりたいと思います。
※感覚派な行動が私は苦手です、、
英語で
“リテラシー/literacy“
という言葉がありますが、
リテラシーとはある特定の分野に関する知識や理解能力
のことを指します。
最近、
ヘルス(健康)リテラシー教育という言葉が私のやっていること/やりたいことに近いのでは思っています。
ヘルスリテラシーとは健康に関する知識や理解能力のことです。自分必要なヘルスリテラシーをしっかり学ぶ場であって欲しいと思っています。このブログもその1つとして発信しています。
自分自身のヘルスリテラシーは自分が世の中で一番知っているべきだと思います。それをぜひ学んで欲しいと思います。
自分自身のヘルスリテラシーが高ければ
ー ちょっとした運動や
ー ちょっとした食事の心がけ
ー 夜更かししないことの大切さ
ー 朝早きして朝日を浴びることの大切さ
など自分自身の健康ルーティンが確立できてきます。
中々多くの人の助けにはなれないと思いますが
地道にコツコツ私はヘルスリテラシーが高くなるように
その方自身の健康ルーティンが確立できるように
背中を押し続けたいと思います。
やることができて頑張れる人は
絶対自分の健康は手に入れられます。
自分自身の健康を得るためにやることをやって
頑張れた人は何かしら人生でもやることをやって頑張れることが身に付きます。
健康って手に入れた後ずっと健康ですよ!ってものではなく
生モノでリアルタイムで変動するものだから、
ヘルスリテラシーを高めて健康状態も
どんどん高めていって欲しいのです。
ヘルスリテラシーを高めて、実践して。
仕事や趣味や家庭関係をさらに充実させて
素晴らしい人生も手に入れて欲しいなと思います。