~なぜその疲労を放っておいてはダメなのか~
ランニングに影響する疲労
市民ランナー、トライアスリートをみる機会が多くあり、疲労を抱えている場面も多くみえます。
- ランニング走行距離のボリュームが上がった時
- 日々の練習に、スピード練習が加わった時
- 日々の練習 + 仕事・私生活の多忙さが加わった時
- 日々の練習 + 仕事・私生活の精神的なストレスが加わった時
- レースによる高負荷で疲労
- 痛みを抱えながらの練習が重なったとき
負荷やボリューム(練習時間、距離など)や身体の状態や精神状態などが様々に折りなって、パフォーマンスが中々上がらなくなったり、ちょっと練習するだけで疲れてしまったりしてしまうようになります。
練習を続けられないのは自分の弱い心のせい
とストレスにアクセルを踏んで乗り切ろうとすると、どんどん疲労が蓄積し、オーバートレーニング症候群に陥ってしまうこともあります。
※オーバートレーニング症候群(Overtraining syndrome)は、過度な運動やトレーニングの結果として起こる、身体的・精神的な疲労や機能低下の状態を指す言葉です。
トレーニングやスポーツ活動を過度に行うことで、十分な休息や回復の時間を取らない場合に発症することがあります。
( 引用:chatGPTよりオーバートレーニング症候群とは )
オーバートレーニング症候群の主な症状
- 運動能力やパフォーマンスの低下
- 持続的な疲労感
- 長引く筋肉の痛みや炎症
- 睡眠障害
- 免疫機能の低下
- 集中力や注意力の低下
- 心理的ストレスや不安、うつ症状
疲労を感じた場合は休息が必要ですが、休息をとっても回復してこない場合があります。
その場合、身体の中では体内の栄養を供給し・老廃物を回収するを血管・リンパ循環機能が低下していたり、酸素を供給し二酸化炭素を排出する呼吸機能が低下していたり、体内の水分・塩分の量をコントロールする泌尿器機能が低下していたり、身体の栄養を吸収し、全身をリラックスさせる消化器機能が低下していたり、またその全てをコントロールしている自律神経の機能がうまく働いていない状態になっている可能性があります。
この状態のまま練習を続けてしまうとパフォーマンスは伸びないどころか下がる一方で、仕事や家事をしている時まで疲労を感じ、メンタルも落ちてしまい、すえは重大な怪我をするか、またはランニングをやりたくなる状態に陥ってしまう可能性があります。
自律神経が乱れているかを確認
身体の兆候
- 慢性的な張りを首に感じる
- 慢性的な張りを背中に感じる
- お腹を手で圧迫すると痛い
- 背中を反るような動きが辛い
- 首を動かすと辛い
- 胃が重たい
- 便秘がち
- よる眠れない
- 日中眠たい
精神の兆候
- やる気が出ない
- 他の人の言っていることが頭に入ってこない
- 気分が乗らない
- 自信がない
- なんとなく不安に感じる
上記のような兆候が見られると自律神経が悲鳴を上げているので、身体を休めてあげてください。
「勝負」をかけに行くレースでは身体は限界を超える
タイムを狙う、初めての距離を走るようなレースになると知らぬ間に身体の限界を超えてしまいます。
それはレース当日だけでなく、レースまでの練習は今まで以上に知らぬ間に身体に負荷をかけています。
現在のボリュームの状態とフィジカル状態での大丈夫かどうかの分析
- 何が原因で疲労を溜めているかの分析
- 定期的なメンテナンス、リカバリー
- レース1週間前のケア
- レース直後のケア
もPhysio fitでは対応しています。