筋膜や組織を自由自在にリリースする機械「WIN BACK」との出会い
Physio fitでは筋膜調整を徒手をベースに施術やコンディショニングを行なっていました。
しかし、中にはこんな悩みをもつお客様もいらっしゃいます。
- 複数の痛みを抱えている方
- 痛みを長年繰り返しすぎて中々取りにくくなっている方
- 骨の変形が進行し過ぎて関節の奥に痛みの原因が存在している方
そのようになっていると、ここが悪いのがわかっているのに直接原因に働きかけられない、働きかけたとしても組織自体が弱っていて回復する能力が追いつかない、90分という時間の枠におさまならないなど、アプローチの方法の要因、働きかける身体の回復力低下の要因、アプローチの手数の限界を感じ、徒手の限界を感じる場面がありました。
そんな時に知り合いの先生から良いものがあるということを紹介いただいたのがWINBACK(ウィンバック)になります。
最初は高周波は以前よりリハビリ施術・指導で使っていた経験があったのでなんとなく「暖かくなる治療」というイメージがあったので、信用できないということはなかったので単純にそこまで良いというイメージありませんでした。しかし、信頼している先生が使う機器がどんなものだろうという興味から、知り合いの先生の院までお邪魔させていただき体験させていただきました。
体験して、使ってみた感想、着想
代謝が悪くなった細胞を代謝をよくする
高周波は1秒間に1万Hz(電気の波)以上の周波数が発生するものです。
1890年、物理学者であり発明家でもあったフランスの名医、ジャック・アルセーヌ・ダルソンバルである。ダルソンヴァルは周波数を100kHz以上に上げることで、細胞膜の透過性に効果があることを発見しました。
この周波数は、細胞の中にまで働きかけて、細胞の中のATP(身体のエネルギーの元になる物質)を生み出す手伝いをしてくれる作用があるのです。
このATPを生み出す作用が今までの治療とは全く異なる効果を作り出してくれます。
年齢や運動不足やご病気の後で身体の組織自体が代謝が弱っている細胞も、若い時と同じような細胞の代謝の動きを促してくれるので、痛みが出ている、痛みと原因となっている場所が代謝が弱っていてもこの機械の力で活性化させてくれます。
これにより治りやすい代謝の良い細胞へと変えることができます。
- 高齢者になって身体の治りにくさを実感している人でも大丈夫
- 痛みで運動ができない人でも大丈夫
- 内臓を調子が悪い人でも大丈夫
- 疲労して一時的コンディショニングが悪い状態でも一気に代謝をよくすることが可能
どこにでも働きかけることできる
さらに、1000Khzで皮膚や皮下脂肪などの表面へ、500khzで表面より少し深層の筋肉の部分へ、300Khzは骨や骨の近くのインナーマッスルや関節、内臓へと周波数を変えることで働きかけれない場所という概念がなくなります。
また人工関節であっても問題なく使用できます。
- 関節や内臓の奥の手が届かないところの炎症や硬さをとることができる
- 手術後や出産後や座りすぎの表面の代謝の問題を直接的に解決することができる
- 人工関節でも金属部分は熱が1~2°程度しか上がらないので問題なく使用することができる
放っておいても作用する
さらに、周波数の強弱が自動的に切り替えることができることができる持続的に影響させたい場所に当て続けることも可能になります。
骨折した細胞の代謝の促進、内臓の施術、傷への治癒促進などをWIN BACKで行い、腕・脚・肩・首の施術を手で行うなど同時進行が可能になります。
- 複数の痛みで、原因が異なる場合に同時に進行ができる
- 代謝の問題を抱えている人の内臓を施術しながら、筋膜の問題へアプローチできる
- 毎回同じように施術ができるので代謝の原因の内臓への治療が再現性が高い状態で提供できます。
私の手を高周波を放出できる
そしてこれも魅力的なことなのですが、手首に特殊なアタッチメントをつけることで私の手から高周波を放出することが可能になります。
また、接触面積を小さくすればするほど周波が集まる作用を利用して、「層」と「層」を分離させて施術することが可能になります。
皮下領域の6層
表皮/真皮/浅層脂肪層/浅筋膜/深部脂肪層/深筋層
筋肉領域の4層
筋外膜/筋周膜/筋内膜/筋鞘
神経領域の3層
神経上膜/神経周膜/神経内膜
と多く層が存在し、
その中でも
- 皮ふ(皮下領域)と筋肉(筋肉領域)の境目
- 平面上に連なる組織の境目
- 深い場所と浅い場所の組織の境目
の層同士がくっついてしまうと様々な不具合を生み出します。
その境目に手を置くだけで氷が溶けるようにくっつきが分離していきます。
WINBACKの施術が得意とするもの
手術後の組織への施術
手術後に癒着する皮膚、脂肪、筋膜、筋肉を痛くなく早い段階から回復を早めることが可能になります。
さらに手で行う施術よりも痛みもなく(少し暖かさを感じるだけ)、年齢、重症度、場所を問わず働きかけることができます。
このような問題も難なく改善できます!
- 乳がん手術時のつっぱり
- 婦人科系の手術跡のつっぱり
- 出産でできた帝王切開跡のつっぱり
- 股関節の人工関節手術後のつっぱり
- 腰のヘルニアの手術の後のつっぱり
- スポーツ障害の後遺症による痛み、つっぱり
また見た目の部分でも組織の代謝を改善することにより周りの組織と同じように柔らかくなりますので気にならない程度に変化していきます。
内臓の施術
運動不足や精神的なストレス、肉体的なストレスにより内臓代謝が落ちてしまいます。
WINBACKの良い点は、内臓の組織そのものの活動性をあげて、内臓が元気な状態を直接作り出すことができます。
特に年齢や、手術の影響、度重なる病気により代謝が落ちてしまった身体でも痛みやストレスをかけることなく改善することができます。
治りにくいの組織の治療
治りにくい組織は細胞の代謝自体が低下しています。
WINBACKは代謝自体を活性化することで、細胞本来が持つ力を引き出し、自然な組織の硬さ、柔軟性、活動性へと戻してくれます。
- 肩の炎症が治らない
- 股関節の炎症が治らない
- 膝の炎症が治らない
周波数が炎症の原因の物質を体外に排出することを促してくれます。
定期的なスパンで炎症部位にWINBACKを続けて行うことにより落ち着いてくれます。
WINBACKとは
Winbackは、フランスで発明された高周波医療機器です。
フランス、韓国などで医療機器などで使われており、理学療法、リハビリテーションの場面で使われています。
手術で使われている電気メスなどにも高周波は利用されています。
Winbackは、皮膚に高度な周波数を投射することにより、皮膚~筋肉~骨までの間にその波形が到達することにより細胞活性や温熱を与えます。100年以上前から、フランスやイタリアなどでヨーロッパ圏で医師たちが高周波は研究されていています。
日本でも
- 京都サンガFC(プロサッカーチーム)
- INAC神戸(女子プロサッカーチーム)
など海外でも様々なチームやスポーツ団体がWINBACKを導入しています。
日本では高級エステ機器として導入している美容クリニックやエステ店がありますが、Physio fitでは、これをそもそもの医療機器としての使い方に可能性を感じ、関節障害のケア、身体の不調のケア、スポーツ障害のケア、パフォーマンス作りのサポートとして使っています。