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走る競技全般にスプリント能力に耐えられるだけの身体能力は必須!

だいぶ多くの方が股関節や膝関節の怪我から復帰されていくのをみてきました。

しかし、補強のトレーニングや

可動域の改善をしても

まだ痛みが改善しない

そんな人もいらっしゃいます。

痛みが改善しない・痛みが改善する

この違いはなんだろう?

そんな中で

考えていただきたいのが

膝や股関節が走りに耐えられる

だけの筋力を持っているかどうか

ということです。

「脚が走りに耐えられる筋力を持っているかどうか」

今日はそのことについて解説を

させていただきます。

目次

歩く、ランニング、スプリントでどれぐらいの負荷が脚にかかっているのか?

歩くとき、走っているとき

床から垂直方向に力を受けます。

歩行中の床反力は

体重の1.3~1.5倍にも達します。

ランニング中の床反力は

体重の3~4 倍にも達します。

スプリントでの最高速度時の床反力は

体重の5倍にも達します。

『より速く走りたい!より長く走りたい!』

と思って

身体の使い方が悪く

走る練習だけをして

体重が支えられていない脚

にしてしまっている人がたくさんいらっしゃいます。

体重を支えられない状態で走ることは

非常に怪我をしやすい状態なのです。

走り込みをする前に

自分の身体を作り込む必要があります。

身体ができていない状態で

走り込みをするのは

亀裂の入ったタイヤで

高速道路を走ろうとしているのと

同じことです。

外見は大丈夫そうに見えますが、

よく見えてないだけで

危険な行為なのです。

自分の脚が体重を支えられているかチェックしよう。

 ー 立位姿勢 〜姿勢が崩れているかどうかチェックしましょう。〜

首の位置が前にきていないか?

背中は丸まっていないか?

重心は左右のどちらかに傾いていないか?

つま先の向きがどちらかが外に向いていないか?

姿勢の崩れがあると重心が一箇所に集中してしまいます。

本来立位の重心は分散しているのが理想です。

一箇所に重心が集中していると

集中した箇所に力がかかり過ぎます。

 ー 片足立ち 〜身体が揺れずに立てていますか?

 &ー 片足での3回スクワット動作 〜身体が揺れずに動けていますか?〜

足裏が揺れていないか?

膝が揺れていないか?

お尻が揺れていないか?

上半身が揺れていないか?

片足立ちよりも片足スクワットの方が強度は高めです。

身体が揺れているとその揺れを補正するために

多くの力が足、膝、股関節、腰、首のいずれかにかかります。

筋肉あるいは靭帯、関節を包む膜などに力がかかりすぎると

損傷や疲労が生じます。

 ー 片足での3回ジャンピング〜リズムよく動けているか?〜

ランニングで身体を支えられている状態の

片足ジャンピング動作は以下です。

– トントントンとリズムが崩れる飛べている

– 初めにジャンプした場所からなるべく動かすその場でジャンプできている

– ドスン、ドスンと一回一回止まらずに飛べている

ジャンピング動作は走っている時の足の動きと似た動きです。

厳密には違いますが、空中からジャンプした状態で地面から反発します。

地面との反発がうまくいっていないと、足、膝、股関節、腰、首のいずれかに

過剰な力が生じます。過剰な力がかかるといずれ損傷や疲労が生じます。

ウエイトトレーニングとの関連性と目安

自分の脚の力がどのくらいあるか

というのも知っておいた方がいいでしょう。

ご自分のスクワットのMAX値がどれくらいあるのか

というのも知っておいた方がいいでしょう。

怪我を繰り返す人、パフォーマンスが上がらない人は、

しっかり測ってみるとご自身の体重よりはるかに少ない重りしかもてない状態

かもしれません。

「体重分の重さ」

をしっかり上げ下げできる能力というのも走るスポーツには非常に重要な能力です。

ただは測る際はしっかりとトレーナーに見てもらいながら

測定してもらってください。

スクワットのやり方が間違っていると怪我をしますので

そこはパーソナルトレーナーやアスレチックトレーナーなどに

しっかり見てもらって測定してくださいね。

身体の使い方もバーベルの使い方も基本があります。

もちろん私も測定できます(有料になりますが,,)ので、

気になった方は声をおかけください。

まとめ

今回は具体的な改善策などは書かずに終えておきます。

まずは自分の「現在地」を知るというのを重視して欲しいです。

なぜパフォーマンスが上がらないだろう?

なぜ痛みがなくならないのだろう?

と悩むと思い色々な方法を試すと思います。

でもあれもこれもとなっていると

なんで痛みが治らず、パフォーマンスが上がらないのか

という思考が止まってしまいます。

あなたの身体にあったやり方ではないのです。

やはり自分の身体ですので、

自分の状態がこうだから今のこのような状態である

という理解が必要です。

こうだからこのトレーニングやこのケアをするという

自分自身への納得を作る方の方が先です。

ぜひ今回お伝えしたテストをやってみて

自分の状態を知って欲しいです。

自分の脚がどんどん支えられるようになるトレーニング&ケアであれば

どんどん身体の状態も良くなります。

そうすれば、もっとトレーニングそしてケアを

自分の必要なものだけチョイスする力がつきます

ここまでお読みくださりありがとうございました!

毎回読んでくださる方がいて光栄です!

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